学校の授業の内容は、人類の知の歴史を順番に辿っていく流れになっています。人間としての最低限の教養を身につける大切な勉強ですので、しっかりやってもらいたいです。
一方で、学校の勉強ができるだけでは、世の中で生きていけません。
子供のうちから学べて、直接仕事に結びつく技術をリストアップしてみました。
デザイン
世の中の仕事はすべて「デザイン」と言えるのではないでしょうか? 自分で描いたり作ったりすることを通じて、クリエイティブのセンスを身につけて欲しいです。
できたら、イラストレーターやフォトショップも、ワープロ感覚で使いこなせるようになって欲しいです。最近は、スマートフォンにもデザイン系アプリも色々あるので、そちらの方が取っ付きやすいかも。
日常の生活で目に入るモノは、何かしらデザインされています。親子でデザインの意図を気にしていきたいです。
プログラム
高度にIT化した現代では、多くの商品にプログラムが組み込まれています。ウェブサービスやゲーム、スマートフォンアプリも、プログラム知識があれば、自作できます。プログラムの中で使う計算は四則演算で十分なので、小学生からでもプログラムは組めます。
プログラム言語は万国共通なので、外国語ができなくても、海外へアプリを販売することも可能です。
家族で利用する簡単なサービスなどを、子供と作ってみたいです。
文章力
今の子供たちの方が、文章力は高いかもしれません。メールやSNSが日常的に使われる現在の方が、文章を書く機会は多いからです。スポーツ日誌などをつけて、日頃から難なく文章を書ける力を身につけさせたいです。
外国語
日本の大手企業の多くがグローバル化しています。日本国内で働くとは限りません。外国語ができると、仕事の幅が広がり、圧倒的に有利です。以前は「日本語が使いこなせないうちに外国語など」という意見もありましたが、そんなことを言っている場合ではありません。
英語のスクールへ通い、外国語を話す人と積極的に交流できる場に参加して、家庭でも土曜日だけはすべて英語で話すなど、家族ぐるみで勉強していく気合が必要です。
手芸
自分で布を裁断して縫って、洋服を作る技術です。洋服は生活で絶対に必要なものです。洋服センスは人それぞれなので、ニッチなニーズをつかめれば、個人でも十分商売としてなりたちそうです。
必要な機材はミシンだけと、初期投資が安いのも魅力です。ミシン技術は万国共通なので、海外で仕事をすることも可能です。
家庭菜園
野菜を種から育てられる技術があれば、単純に食費が節約できるだけでなく、余った野菜は無人販売してお小遣い程度にはなります。品質のよい野菜を作れれば、道の駅で販売したり、出荷することも可能です。
水泳
水泳は三番目に競技人口が多いスポーツです。(一位はウォーキング、二位はボウリング) 水泳は最初にしっかり教えてもらわないと上手く泳げません。泳ぎ方を教えるスクールは多いです。子供の習い事の第一位はスイミングです。
才能が伸びて、全国大会などに出場するレベルになれば、成人後、スクールのコーチなどへの道が開けてきそうです。そうでなくても、水泳で鍛えた心肺能力は、他のスポーツにも活かせます。膝や腰への負担が少ないので、老後も楽しめる生涯スポーツにもなります。
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ざくっとリストアップしてみました。他にもおすすめの技術がありましたら、ぜひ@kankichiまで教えて下さい。
【追記】
スポーツならサッカーだろう。ボール一つで場所選ばず遊べ、国際交流の一環としても利用できる。
ご意見頂きました。ありがとうございます。わが家は長男次男ともにスイミングとサッカー習わせています。サッカーも技術としてもっておくと効率が良いと思っているので、スクールに通わせています。
両者を見ていると、スイミングはサッカーの上達に結びつくけど、サッカーはスイミングの上達には直接結びつかないと感じました。サッカーで国際交流といっても、それで飯が食べれる人はわずかかなと。スポーツで一つ上げるとしたら、私は水泳だと思いました。
何故数学が無い?
数学はプログラムために勉強するといっても良いかもです。プログラムに必要な数学は、プログラムを組んでいれば勝手に理解するでしょう。特別なことはせず、学校で順番に教わって、数列と、簡単な微分積分くらいまでわかっていれば、十分かなと私は思います。
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