先週の日曜日は東京マラソン。3万人以上の市民ランナーが一斉に走りだす様子は圧巻でしたね。日本で一番華やかなマラソン大会です。私も2013年に出場しました。素晴らしい大会でした。
ジョギングなんかしたこともないという方でも、一度は東京のど真ん中を走ってみたいと思った方は多いのではないでしょうか?
東京マラソンに出場する方法をまとめました。
一般申込み
毎年8月1日から申し込みが始まります。ネットで申し込み可能です。抽選ですので、早く申し込んでも遅くても違いはないはずです。慌てず申し込みをしましょう。ここ数年の倍率は10倍で、かなり厳しい状況です。
10年連続申し込んで一回でも当選する確率は、(1-0.9^10)*100=65%。15年なら79%です。毎年地道に申し込みましょう。いつか出場できる日がくるはずです。
プレミアムメンバー
10年も待っていられないという方は、東京マラソン公式クラブ「ONE TOKYO」のプレミアムメンバーに登録しましょう。年会費は4,320円かかりますが、先行エントリー(7月)にお申込みできて、外れたら一般申込へ。それでも外れたら2次抽選と、合計3回抽選の対象になります。
チャリティーランナー
来年、確実に東京マラソンを走りたいという方は、チャリティーランナーがお勧めです。10万円以上の寄付をすると、必ず出場できます。寄付した額は寄附金控除の対象になり、個人でも法人でも可能です。寄付先も選べます。
チャリティーランナーは専用の着替えブースが用意されて、チャリティーランナー限定のTシャツがもらえます。私もチャリティー枠で2013年に出場しました。お金はかかりましたが、それだけの価値はありました。
事業をされている方で、毎年一定額を寄付している、もしくは寄付しても良いと考えているのであれば、チャリティーランナーを検討してみるとよいでしょう。
エリート選手は出場できる
ちなみに、東京マラソンには「エリート枠」があります。ものすごい速いランナーなら無条件で出場できます。
- 男子 マラソン 2時間21分以内、ハーフマラソン 1時間01分00秒以内、10km(ロード)28分00秒以内
- 女子 マラソン 2時間52分以内、ハーフマラソン 1時間11分00秒以内、10km(ロード)32分00秒以内
ははは……。一般ランナーでは無理ですね。ちなみに準エリート枠というのもありますが、こちらは各都道府県の陸連の推薦が必要のようです。
完走するには?
東京マラソンの制限時間は7時間。1kmを9分57秒、時速6km/hで走り続ければゴールできます。実際には、スタートまで30分くらいロスがあるのと、途中トイレや給水をする時間を加味すると、6時間を目指すぐらいでギリギリです。1kmを8分30秒。時速にして7kmです。
1kmを8分30秒はかなり遅いので、フルマラソン初経験者でも、本番では興奮もあって、もっと速いスピードで走れてしまうでしょう。しかし、調子が良いのも30kmまでで、いわゆる30kmの壁に直面します。最後までケガなく走り切るには、それなりの練習は必要です。
▼▼▼▼
フルマラソントレーニング方法について、Kindle電子書籍を出版しています。
目標はサブ3.5とかなりレベルの高い内容になっていますが、サブ4やサブ4.5あたりを目指しているランナーには参考になるはずです。