スーパーで売っている調味料。
商品によって、値段がずいぶん違うんですよね。
例えばお酢なんて、100円以下のものもあれば、200円以上するものもあります。
ちょっと調べてみました。
原材料が明らかに違う
酢には、「穀物酢」と「純米酢」があるんですね。
純米酢は200円以上するのに対して、穀物酢は98円と、圧倒的に安いです。
穀物酢には、アルコールと酒かすが入っています。これらを入れると、安く作れるんですねー。
確かお酒と酢は作り方がすごく似ていると聞いたことがあります。
「丸大豆醤油」の原材料は、大豆、小麦、食塩。安売りの醤油には、脱脂大豆とか、アルコールとか…。ちょっと雲行きが怪しいですが、まあヨシとしましょう。
みりんかと思って手にとって見たら、よく見ると「みりん風」と書いてありました。みりん風って…。
あれ?みりんって、たしかお酒の一種だったような…。アルコールが入っていません。だから「みりん風」なのか!
料理酒はこんな感じ。
な、なんだか、ものすごい種類の添加物が…。ちょっと気分が悪くなってしまいました。
なんか釈然としない
私が考えるに、調味料は本来の材料で作ると、すごくコストがかかるのでしょう。
メーカーの技術者は、安く作るために、安い材料で代用できないかを日々研究しているのですね。安く作れれば、当然利益は増えますからね。
ところが、、材料を変えれば、当然、本来の味とは違うものができてしまうため、添加物を加えて、味や風味を整えている……、そんな感じでしょうか。
ビールも、酒税が高いため、ビール本来の原料を使わずに、別の材料で代用して、第三のビールができました。
安く美味しいものを提供しようとする、企業努力を否定はするつもりはありません。
ただ、本来の製法とは違うこともアピールしないと、フェアじゃないと思いました。消費者は細かいところまで見ていないですから。
メーカは「法律を尊守しているから、フェアです」と主張するんでしょうけどね。
コメント
餃子に米酢は合わない。穀物酢が合う。
高ければ美味しいわけではなく、適材適所だと思う。
穀物酢は酸味が強いですね。原料的には問題ないみたいで、ウチも普通に利用してます。すし飯は米酢のほうが美味しいです。
とにかく、料理酒の原材料には、びっくりしました。