子どもがサッカーをスクールで習うようになって、練習を良く見にいきます。小学1年生といえど、上手い子との実力差はすでに歴然。週2回では少ないと感じ始めています。
通っている小学校にもサッカー少年団があり、毎日練習をしているとのこと。土日は試合もあります。少年団でも良いと思うのですが、低学年のうちは、専門のスクールで技術を徹底的に磨いて欲しいと思っています。
スポーツはすべて個人競技
わが家は、スポーツ少年団ではなく、スクールに通わせています。スポーツへの個人的な考え方として、まずは「競技の技術を徹底的に磨いて欲しい」という願いがあります。
団体スポーツでもなんでも、スポーツは突き詰めると「個人競技」だと私は考えています。まず個の技術の向上がなければ、面白くないですし、伸びないと考えているからです。
チームワークとか、サポートへの感謝とかは、もちろん大切です。しかし、それは「従」の部分です。自分がチームのために活躍できる実力がなければ、チームワークも感謝もありません。
技術の向上がないと、人間的な成長も限定的
逆に言えば、自己の技術が向上して、試合を通して周りを見れる余裕ができてきたとき、初めてチームワークの大切さ、サポートのありがたさに気がつくのです。上手くなることで、自尊心も芽生えてきます。
近所の子を見ていると、突き抜けて上手くなった子は、周りがよく見えています。人に優しく、謙虚で、礼儀正しいです。逆に発展途上の子は、「俺が私が!」みたいなところがあります。でもそれで良いと思っています。上手くなる過程では、根拠なき自信をベースにした前向きな姿勢は不可欠です。
上達の途中の子は、チームワークや周囲への感謝なんて気にする必要はありません。それよりも、1分でも多く練習して、1mmでも上手くなって欲しいです。
感謝する暇があったら上手くなれ
スポーツ少年団は、親のバックアップが前提です。週末の試合の運営や引率など、親の世話が不可欠です。しかし、だからといって、親へ感謝を強要するのは違います。親は子どもに上手くなって欲しいから参加させているのであって、感謝して欲しいからではない。
プレーが上手くいかなかった子に「感謝の心が足りない」とか言うのは、違うと思います。子どものスポーツに何を求めるのか、整理が必要です。
もちろんわが家も、将来的には子供をスポーツ少年団やクラブチームに入れるでしょう。自分のためだけにプレーするよりも、チームや他人を思いながらプレーしたほうが、自己の限界を超えられるからです。
しかし、まずは、専門のスクールでしっかり練習するのが最善だと考えています。
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