Edge Rankというメールマガジンをご存知でしょうか?新進気鋭の10人のブロガーさんが共同で運営している無料のメールマガジンです。私も第一号から購読させてもらっています。
10人のブロガーが綴る100通の手紙: ~Edge Rankの中の人の頭の中〜
このたび、メールマガジンのバックナンバーを電子書籍化して販売を開始しました。
私はこの試みに拍手を送りたいです。将来性を感じました。
無料メールマガジンのマネタイズ
Edge Rankは、無料のメールマガジンといえど、バックナンバーは公開されていません。普段は無料メルマガで配信して、バックナンバーを読みたいという方は、有料で買ってくださいというしくみです。
サービスは無料で、特定のオプションを有料にして、利益を生むという「フリーミアム」のビジネスモデルに近いですね。途中からメルマガを購読して、以前の号を読みたい人や、メルマガのファンで、手元にまとめて置いておきたい人が購入してくれるでしょう。
私も前日、ブログ記事を編集して作った電子書籍が、予想以上に反響を得ました。こちらは、読もうと思えば、ネット上でいつでも無料で読めます。それでも買ってくれる人がいることに驚きました。
最近の映画は、劇場で公開された後、短時間でDVD販売され、レンタルショップに並び、最後はテレビ放映と、次々とメディアを変えて「マルチユース」して収益を回収します。
メールマガジンやブログ記事も、電子書籍などに形を変えて、繰り返し利用していくことで、価値を対価に変えられる可能性が増えるのです。
電子書籍の肝は、値付けと編集
Kindle出版のメリットは、価格を安く設定できることです。Kindle独占出版にすれば、印税は70%です。300円で販売しても、2,000円の書籍とほぼ同じ印税が入ります。
そして、中古本が出回らないのも大きいです。中古本が流通してしまうと、高い新品本は購入されなくなるので、著者には1円も入ってきません。電子書籍には中古本という概念がないため、売れ続ければずっとお金が著者に入ってきます。よって、価格を安くできるのです。
価格が安ければ、ページ数が少なめでも問題ありません。色々なテーマを詰め込んで価格を上げるよりも、テーマ別に編集して、価格を下げて別々に販売したほうが、読者も買いやすいです。
Edge Rank電子書籍は、少々強気な価格設定をしています。テーマを絞って編集して、分割して出版するという方法もアリかなと思いました。著者別に編集しても面白そう。
まずは「無料」で読んでみてください
メールマガジンのバックナンバーを電子書籍化するというアイデアは、将来性を感じました。今後メルマガが続く限り、バックナンバーには需要があります。私も、電子書籍化を前提にしたメルマガの運営を検討してみたいです。
Edge Rankは、ブロガーさんたちが気ままに更新しているメールマガジンです。ブログ運営に関する話題も多いので、特にブログ運営者の方は参考になります。
まずは、Edge Rankメルマガを購読してみましょう。面白いと感じて、バックナンバーも読みたい!と思えば、電子書籍版を購入してみてはいかがでしょうか。
【執筆ブロガー】
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