あびるやすみつさんの新刊本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウを読みました。
ちょうど私の誕生日に見本誌が届きました。あびるさんいわく「誕生日プレゼント」だそうです。ありがとうございます!
正座をして読まさせていただきました。
アフィリエイトの闇についてのお話
前半はアフィエイトを取り巻く諸問題についてです。悪事を働くアフィリエイターと、広告主。それを黙認しているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を、めった切りにしています。
例をいうと、
- 情報●材・ツールを売る広告主
- それをアフィリエイトで紹介するアフィリエイター
- 黙認してグルになっているASP
のことです。
私はその内容を知っていたので、多少のクッションはありましたが、それでもこれだけズバズバ書かれていると、動悸がしてきます。
ぜひ、これからアフィリエイトを始める方、ダークサイドに片足(もしくは両足)をつっこんでしまった方にも、ぜひ正座をして、背筋を伸ばしてから、読んでもらいたいです。
自分で調べて、自分で考えろ!
後半は、アフィリエイトのノウハウについて書かれています。
とはいっても、具体的な内容が書かれているのではなく、ガイドライン的なものです。詳しい内容はついては、検索用キーワードか、参考書籍が紹介されています。
おそらく読んだ方々が一番ショッキングに感じたことは、「ブログでは儲からない」という内容でしょう。
もちろん、ブログのすべてを否定しているわけではなくて、ブログでの稼ぎ方も紹介されています。詳しい内容は本書を読んで欲しいのですが、ブログをメインにアフィリエイトをやっている人ににとっては、ちょっと残酷な内容となっています。
あびるさんが紹介している参考書籍は、興味深かったです。アフィリエイトやネット以外のジャンルの、経済や心理学など色々な分野の本が多く紹介されています。「プログラミング」に関しては、キーワードのみですw
面白いサイトやサービスは、既存のものを組み合わせたものがほとんどだそうです。色々な分野の知識を吸収して、ヒントを得ることが重要なのでしょうね。
あびる氏は、本書の中で「自分で調べる」「自分で確認する」「自分で考える」ことを繰り返し述べています。自分の目と手で調べないと、本当の知恵にはならないということでしょう。
アフィリエイト業界の健全な成長を願ってます
私はウェブサービス運営で食ってまして、収益源のほとんどはアフィリエイトです。アフィリエイトに悪いイメージがついて、アフィリエイトから広告主がどんどん撤退していってもらっては困ります。
この本は、アフィリエイトに関係するすべての人に読んで欲しいです。そして、業界全体がクリーンな方向へ動いてくれればと思います。
あと、この本で紹介されているノウハウは、ガイド的な紹介が多いのですが、ものすごいダイレクトなノウハウがいくつかちりばめられています。私は「これは紹介して本当によいのか?」と目を疑いましたw ぜひ探してみてください。
私はほとんど書評をしない人(人様の本に言及なんて恐れ多い!)なのですが、この本を紹介して多くの人に読んでもらうことによって、アフィリエイト業界の今後の発展のためになればと思い、書評(読書感想文レベルだけど)させていただきました。
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