複数のAPIを組み合わせて、新たなソフトを作るマッシュアップ。
APIを配布する側は、新たな発想で自社サービスを広げてくれるメリットが。
作る側も一からシステムを組む必要が無いので、労力を激減できるメリットがあります。
さて、最近発表された楽天APIについての話題を一つ。
以前から公開されているアマゾンのAPIと楽天APIをマッシュアップしたら面白いと思いませんか?
アマゾンAPIはカテゴライズされた商品データーを引っ張ってこれるので、そのデーターに楽天の商品群とくっつけちゃえば、あっという間に価格比較サイトの出来上がりです。
しかし、それは規約に違反しそうです。
楽-yahとAMAZON360が別々なのも、実はそのへんから来ているのです。
本当は簡単にくっつけられるんですけどね。
amazon web serviceの規約
楽天APIの規約
アマゾンウェブサービスの規約に下記の文章があります。
AWS(アマゾンウェブサービス)の利用規約。貴方は、貴方のアプリケーション上またはアプリケーション内に表示されたAmazonの知的財産のいずれかを(a)Amazonウェブサイト以外のウェブサイトの商業用ページにリンクさせたり、または、(b)Amazonの知的財産に関連して、Amazonウェブサイト以外のウェブサイトの商業用ページにトラフィックを誘導してはなりません。
楽天APIの規約には
利用者は、ウェブサービスを使用して利用者ソフトウェアを制作するにあたり、サイト上のウェブサービスを使用した部分においては、楽天サイト以外のウェブサイトへのリンクを設置してはならないものとします。
(禁止行為)
ウェブサービスの使用によって当社の提供するアフィリエイトプログラム以外の方法で収入を得ること
どう読んでも、どちらも外部のサイトへのリンクを禁止しているんですよね。
アマゾンは商用ページじゃなければリンクしても良いようですが、楽天は全て禁止しています。
まあ、しょうがないですね。
けど、楽天の規約は厳しすぎて、これでは何にもできませんね。
どうしたものか……。
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