2015年11月22日に行われるつくばマラソン。毎年激しいクリック合戦が繰り広げられる人気の高い大会です。いつも30分ほどで定員になってしまいます。
しかし、今年は7月26日(日)20:00から受付を開始。最初はサイトにまったくつながりませんでしたが、24:00を過ぎても申し込みが可能でした。
なにが起きたのでしょうか?
コースが変わった
昨年までは、中間くらいで折り返して同じ道を戻るコースでした。今年からは、周回コース(ワンウェイ)に変更になりました。前は豊里で引き返してました。
個人的には、往復コースは好きなんですけどね。後続のランナーもいるので、道が狭くなってしまいます。
周回コース化によって、道を広く使えるので、つくばマラソンの醍醐味であるスピードレースの魅力がさらに増すはずです。
定員が増えた
13,000人から15,000人に定員が増えてます。コース変更で道が広く使えるからということでしょう。
先行エントリーのつくば市民枠は上限なし。全員エントリー可能だったそうです。以前は一般枠から申し込んでいた人たちが、市民優先枠に回ったため、さらに一般枠に余裕ができたのでしょう。
地元の人達を優遇するのは良いことだと思います。地元に嫌われたら、大会が維持できませんしね。
ウェーブスタートを採用するそうです。タイム別にスタート時間をずらすことで、スタート時の混雑を緩和します。つくばはスピードレースで、みんな自己ベストを狙いにきてます。よい試みです。
参加費用を値上げした
6,000円から7,000円へ変更されました。荷物預かり費用が含まれることを考慮しても、実質値上げです。
周回コース化によりコースが伸びたので、ボランティアやスタッフの人数も増やさないといけません。やむを得ないですね。
しかし、この値上げによって、参加を敬遠した人もいるはずです。
つくばマラソンの申し込みはランネットだけではない
つくばマラソンは、ここ数年ランネットとスポーツエントリーで申し込みがができます。ランネットでは20分くらいで申し込み締め切りでした。一方で、スポーツエントリーでは深夜0時過ぎまで申し込みできました。
Twitter上で「20分で締め切り。申し込みできなかった」みたいなツイートをたくさんみかけました。
多くの人が、スポーツエントリーの存在を知らなかったようです。
確かにわかりにくいです。つくばマラソンの公式サイト上に、申し込みページへのリンクがどこにもありませんでした。よく読めばランネットとスポーツエントリーで申し込みできるって書いてあるんですけど。
スポーツエントリーからでも申し込めることを、覚えておきましょう。
※実は電話申し込みもあります。情報があまりなかったのですが、どうだったのでしょう?
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コースのワンウェイ化により、更なる高速レース化が期待できます。タイムを出しやすくなります。すごく楽しみです。
定員増加と、参加費用の実質値上げにより、申し込みにゆとりが生まれて、以前のような参加申し込みが難しいレースではなくなりました。
実家の近くのレースで毎年参加したいので、申し込みしやすくなるのは嬉しいです。
過去の歴史が築き上げてきた「タイムを出すならつくば」というブランドだけは絶対に守ってほしいです。ウェイブスタートは良いですね!
人数増加に合わせた会場規模の拡大、駅の間の輸送強化など、これまで以上に快適なレースを目指して欲しいです。