Kindle本は、著者が書籍データを後から差し替えることができます。誤字脱字などを直せます。ところが、すでに購入した方の書籍データは差し替えられません。
ユーザーにアップデート版を届けるには2つ方法があります。KDPに審査を受けてKDPからユーザーに配信をしてもらう。または、ユーザー自身に配信手続きをしてもらう方法があります。
KDPにアップデート版を配信してもらう
書籍データに変更を加えて再アップロードが完了したら、KDPのサポートに具体的な変更内容を連絡します。
KDPが審査し、配信の対象となれば、Amazonの「コンテンツと端末の管理」ページからアップデート版をダウンロードできるようになります。重要度が高いアップデートの場合は、メールでお知らせをしてくれます。
ただし、軽微な変更の場合は、配信の対象外になることが多いようです。アップデートすると、メモやハイライトの情報が消えてしまうことがあるため、大きな変更でないと配信の対象にならないのです。
私が出版した電子書籍も何度か修正や加筆をしたのですが、配信の対象外となりました。
【参考】読者に本の更新を通知する
ユーザー自身がアップデート版を入手
KDPによる配信対象外でも、ユーザー自身がKDPサポートに連絡して、アップデート版を入手することが可能です。
具体的な手続きは、Kindleで購入した電子書籍を最新版へ更新する方法 が詳しいです。
ブログなどで、アップデート情報をユーザーに知らせることができれば、アップデート版が欲しいユーザーは自力で手続きが可能です。
コメント