ウェブサービスを作るために、分厚いプログラム技術書を買ってきて、最初のページから読んで勉強しようとする方は、いないですよね。
まずは作りたいサービスを考える。そして、実際にサービスを作り始めながら、必要なプログラム知識を参考書やネットで調べる。ゴールへの最短距離を走れます。
いくら勉強をしても、新たなモノは生まれません。まずは「やる!」のです。
なんでもやってみないとわからない
5年前にブログの更新を始めたとき、予想外の反響があって、びっくりしました。
どんなブログ記事がウケるのかが知りたくて、マーケティングや心理学の書籍を読みあさりました。すると、多くの知見が、そのままブログにも適用できることが気が付きました。
「人気ブログの作り方」というカテゴリーで、ブログ運営術の記事をポストしたところ、こちらもたくさんの反響を得ることができました。
そして今回、ブログ運営術の記事をピックアップして、Kindle電子書籍で出版しました。妻と「まあ、売れないでしょ^^」と話していたのですが、こちらも、ものすごい反響がありました。
なんでもやってみないことには、分からないということです。
やってみたから次に必要な知識が分かる
Kindle電子書籍出版では、自分で作ったものを、自分で値付けして売るという貴重な経験をしました。人生初めてでした。
「値付け」は奥が深い作業だと感じました。自分で作った商品は、ある意味自分の分身です。値付けとは、自分の価値を自分で決めることです。
今回は、他の電子書籍の値段をざっと見て、ざっくり決めてしまいました。値付けは心理学との繋がりが深いです。調べてみたら、関連する書籍も多く出ていました。
しっかり勉強して、次回はじっくり考えて値付けをしたいと思いました。
経験こそ力。経験イズキング
書籍を読むことで、知識や知恵を学べます。しかし、学んでいるだけでは、何も生まれません。
まずは、自ら実際に動いてみて、思いがけない新たな経験をすることです。経験こそ力。経験イズキングです。
たまたま上手くできたことを、今後も再現するために、書籍などから知識を得て、法則化・普遍化していく。一番エキサイティングな学びの機会となります。
ノーベル賞を受賞した研究も、失敗した実験から得た結果が元になっているものが多いです。
分かっている範囲内で、いくらパラメーターをいじっても、予想範囲内の結果しか出てきません。思いがけない予想外の結果を出してみることから、新たな発見は始まるのです。
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世の中には成功法則がたくさんあります。どれも要するに「やれ!」ということだそうです。実際に動いてみないことには、必要な知識やリソースもわかりません。
何ごともまずはちょっとだけ手をつけてみる。上半身を少しだけ前ににじりよせていると、チャンスは増えていくはずです。
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