インフルエンザが流行しても、静岡市のある保育園はインフル患者が非常に少ないことに、同地域の小児科の先生が気がつきました。
保育園に問い合わせをしたところ、「キエルキン」という次亜塩素酸が成分の液体を散布していたとのこと……。静岡朝日テレビの情番組で紹介されていました。
キエルキンの販売店がすぐ近所にあったので、話を聴いてきました。
キエルキンの主成分である次亜塩素酸は、人体には無害で、蚊も死なないくらいの物質です。
その一方で消臭や除菌、ウイルスの分解に効果があるそうです。次亜塩素酸は、体内の白血球がウイルスや菌などを分解する時に用いる成分だからです。
簡単な実験をしていただきました。キエルキンを噴霧すると、アンモニア臭があっという間に消えます。確かにただの水ではありません。
テレビで紹介されていた保育園では、専用の加湿器でキエルキンを噴霧していました。普通の加湿器を利用すると、装置が腐食して故障しやすいので、安価な加湿器で代用することもできるそうです。
専用容器に入れて、こまめにスプレーしても良いですが、持続性がありません。加湿器による噴霧が一番効果的だそうです。
詳しい効果と、公的機関による効果実証テストの結果は公式ページを御覧ください。
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静岡市内の企業に協賛してもらい、市内の幼稚園・保育園には無料で提供する活動をしているそうです。導入率は95%。
他の県内市町村にも、無料提供を広げていきたいということでした。
近所の企業さんが頑張っています。素晴らしい活動だと思うので、これからも応援します。
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