朝霧高原トレランレース2014のロング(34.7km)に出場しました。結果は5時間5分43秒。5時間を切れませんでした><
竜ヶ岳の登りで足を消耗し、下りで足が攣ってしまいました。後半はタレタレでした。
苦しいレースになってしまいましたが、シーズン初戦で自分の走りの弱点を再確認でき、モチベーションが上がってきました。
スタート〜登山道入り口
トレランレースは2レース目。去年は同レースのミドルに出場し、今年はロングにチャレンジしました。ミドルはほとんど平坦でクロカンのようなものだったので、初の本格的トレイルランレースです。
この日はずっと雨が降っていて、去年よりも苛酷なレースとなりました。昨年は途中で雨がやんだので。
朝霧野外活動センターから竜ヶ岳(1,485m)を登って、降りてくるコース。ゴール前は涸沢という1kmくらいの溶岩でできた沢を登り、さらに1.4kmの坂をロードで登ってゴールという、罰ゲーム付きのレースです。
竜ヶ岳までの17.6kmは、先日の富士登山競走を完走した知人の後を追って、快調に飛ばしました。第4チェックポイントまで1’46”52(16.8km)ですから、キロ6”22。悪くないです。昨年はミドルでシングルフィニッシュしてるので、平坦なコースならなんとかなります。
登りは苦手
ところが、竜ヶ岳を登り始めてから、急激にペースが落ちました。登りは大の苦手。次々と後続のランナーに抜かれました。
さらに雨が強くなって、トレイルは泥だらけに。何度も滑って足を消耗。ふくらはぎが攣ってくるのがわかりました。
ようやく山頂に到着して、さあ楽しい下りだ!と思ったら、こちらは更に泥だらけ。滑って転倒しそうになり、リカバリーをしようとして瞬間に両足が攣りました。動けなくなりコース脇でストレッチ。
なんとかゆっくり降りていくうちに、攣りも解消してきました。下りの後半は林の中に入って、普通のトレイルへ。
両足も快調で、知り合いの女性ランナーを追って一気に駆け下りました。振り返ると、ここが一番の走りでした。
貯水池のエイドで、補給をとった際「脱水してるかも」と感じました。喉の渇きが強い。再スタートしたものの、両足が重い。さっきの下りで足を使いきってしまったようです。
知り合いの女性ランナーも先に行ってしまいました。そこからはトボトボ走ることに。次々に後続ランナーに抜かれてしまうことに。
もっと前半を押さえて走ればよかったかなとも考えましたが、おそらくペースを落としても、竜ヶ岳の上り下りで足を消耗するのは同じなので、前半に貯金を作れた分よかったなと思いました。
なぜ登りが苦手なのか?
走りながら、自分はなんで登りが苦手なんだろうと、ずっと考えてました。一つは体重が重いこと。これは間違いないです。174cmで体重69kg。せめてあと3kgは落としたいです。
もう一つはフォームが悪いのでは?ということ。速い人は、スタスタ登っていきます。
あとで調べてみたら、骨盤を入れると、お尻の筋肉を利用して登れるそうです。私は脚だけの力で登っていました。本格トレランレースに出場したから気がつけたことです。価値があると思いました。
なんとかゴールへ
ゴール前の溶岩がゴツゴツした涸沢を登っていきます。ここは去年のミドルでも通っていて、焦って登ると滑って危険ですし、脚を消耗することを知っていたので、今回はじっくり確実に歩きました。
涸沢を抜けると、ゴールまで1.4kmの急坂。これはもう罰ゲームではないかと。腿の内側広筋が攣ってしまい、途中足が止まってしまいました。なんとか歩き始めて、早歩き→ジョグとゴールまで走り切ることができました。
レース後は、施設のお風呂に入って、ファミレスで遅いランチをして帰りました。
速い走りから「強い走り」へ
ロードでは気がつかない弱点が、トレイルランだと露骨に出てくるようです。
そういえば、私の場合、速く走るよりも、ゆっくりジョグをする時のほうが疲れるのです。
おそらく、スピードを上げると自然と骨盤も前に出てくるのに対して、ゆっくり走ると、骨盤をまったく使わない走りになってしまうからでしょう。
もっと骨盤を使ったフォームへ変えていきたいと思いを新たにしました。どんなコース・スピードでも安定した走りができること。
それが「強い走り」につながるのでしょう。
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雨が降ってレース中の写真がゼロ。レースの様子は他の方のブログで!