実は、私は検定の直前まではすごくヘタクソだった。
検定に受けると決めてから、色々滑りを変えて、本当にギリギリになって、納得のいく滑りができるようになった。
細かい技術論は私には分からない。
そこで、私の滑りの変遷を、ビデオを交えて紹介したいと思う。
「ぱっと見それなりにかっこよく滑れて、バッジテスト2級に受かるための滑りを習得したい」
という方には参考になると思う。
【2007年2月】
検定受験の一年前の滑り
それなりにターンしている。しかし、体重が乗っておらず、軽い滑りとなっている。
このころは、スキーのエッジを利用したカービングターンに全面的に頼っていた。
【2008年2月】
検定受験の一ヵ月前の滑り
体重を乗せるため、上体を前傾してつじつまを合わせようとしていた。
このビデオを見た上級者の方(mixiの基礎スキーフォーラム)から、体が開いていて、腰が外れていると指摘を受けた。
【2008年3月】
検定受験の一週間前の滑り
これまでのビデオを良く見たところ、外足を加重する方法を間違えていたことが分かった。
「体の真横に足を伸ばして加重」のつもりが、実際は体の斜め後ろに足を伸ばしていた。体が開き腰が乗らない原因はこれだった。
対策として、
・ブーツの買い替え
履いていた初心者用のブーツが柔らかすぎて、強い外足加重に対して足首が曲がってしまっていた。
中上級者用Salomon Falcon XT(フレックス90)を購入した。
・プルーク練習
プルークから練習し、パラレルは「プルークの足が限りなく平行に近づいたもの」と念じながら、次第に足をそろえて滑った。
【2008年3月】
検定受験の4日前の滑り。
腰がスキーの板の上に乗るようになった。
新しいスキー靴は、始めはエッジを取られることが多かった。慣れてくると強い荷重でも靴が踏ん張ってくれため、安定かつ楽に滑れることが分かった。
外足を積極的に前に動かし、円弧を描くターンに仕立てた。
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私の場合、一番のポイントは、ビデオ研究と上級者からのアドバイスだった。
多分、どちらが欠けてもここまでは来れなかっただろう。
身近に上級者がいない場合は、私も参加しているmixiの基礎スキーコミュニティがお奨め。
動画をアップすると、1級以上を持つ上級者の方からアドバイスをもらえる。
すばらしいコミュニティだ。
私も人にアドバイスできるくらいのレベルになりたいなぁ。
※私が参考にした教本
・新・スキー検定1・2級合格マニュアル (DVD BOOKシリーズ)
検定の滑りの基本がみっちり書いてある。
カービングスキーの滑走性を生かした、今風の滑りについて詳しい解説がある
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