ブログの更新頻度が多いほど、過去の記事は、どんどんブログの奥深くへ埋没してしまいます。検索エンジンで上手く上位に表示されれば良いのですが、表示されなければネット上では存在しないのと同じです。
情報発信のためのツールとしては、ブログはまだ不完全だと思っています。他のツールを相互利用することで、弱点を補完し合う方法を考えてみました。
過去記事をソーシャルで流す
埋もれた記事をソーシャルメディアで流すことで、読みにきてくれます。興味を持ってくれた人がシェアやリツイートしてくれれば、再び日の目を浴びる可能性があります。
しかし、ただ単に自動的に過去記事を流すのはどうかと思います。当ブログでも一時期行っていましたが、やめてしまいました。押し付けがましいですし、一歩間違えればスパムになってしまいます。
過去記事を取り上げてくれた他の人のツイートをリツイートしたり、自分で新しいコメントをつけて流したりする工夫が必要でしょう。
まとめ記事を書く
過去記事を、定期的に特定テーマに沿って収集して、まとめた記事をポストすることも有効です。
まとめ記事はお得感があるので、ソーシャルメディアでもバズしやすいです。単に過去記事をソーシャルで流すよりも、まとめ記事を書いて流したほうが効果は大きいです。
ミニサイトにスピンアウトする
ブログは「雑誌」のようなものです。雑誌への連載をまとめて書籍として発刊するように、特定テーマのブログ記事をピックアップして、ミニサイトとしてまとめるのです。
ミニサイトの場合は、論理的に記事を並べることができるため、特定テーマを説明するには適してます。ブログだと、時系列に記事が並んでしまうので読みにくい面があるのです。
当ブログの場合、プラレール関連の記事をスピンアウトして、プラレール沼というミニサイトを運営しています。
ただし、ブログ記事をコピペしてサイトを作ってはいけません。リライトする必要があります。重複コンテンツによるペナルティが怖いからです。
電子書籍にまとめて発刊する
最近は、ブログ記事を電子書籍としてまとめてしまうのも良いなと考えています。Amazonのkindleでは、誰でも電子書籍を発刊することが可能です。ブログ記事をピックアップして、わかりやすく編集して発刊できます。
ミニサイトのような重複コンテンツ問題は無いので、ブログ記事をそのままコピペすることができます。ある意味、ミニサイトよりも簡単に作れてしまいそうです。
重要な事は何度でも書く
過去記事と同じ内容を再びポストすることに抵抗がある人が多いようです。重要なことは何度でも記事にしてポストしましょう。
メッセージは同じでも、エピソードを変えて書くことで、伝わり方はまったく違ってきます。 自信がある記事ならば、過去記事の日付を変えてそのまま再ポストしても良いでしょう。
気持ちを込めてポストした記事が、誰の目にも止まらず、過去記事に埋もれていってしまうのは寂しいです。自分を見直すためにも、記事をリサイクルしていくことは有効です。