2013年は34冊の書籍を、当ブログで紹介させていただきました。
去年は「震災後の新しい時代をどう生きるか」が大きなテーマでした。今年は「新しい働き方をどう作っていくか」について、より具体的な行動を考える本を、多く読みました。
そんな中で、個人的に特に印象が強かった6冊の本をピックアップしてました。振り返りのコメントと共に紹介させて頂きます。
7位 たくらむ技術
人気番組「アメトーク」のプロデューサーである加地さんの著書。「勝ち続けるために負けておく」「自分が面白い人である必要はない」など、ブログ運営のヒントをたくさん得ることができました。
6位 ブログ飯 個性を収入に変える生き方
ブログを生業にして収益を得るという夢のような生活をしている人が、世の中には存在します。本書の著者の染谷さんはその一人です。Xperia非公式マニュアルというブログをメインに活動されています。
果たしてブログで生活していくことは可能なのか?今後の染谷さんの更なる活躍を期待しています。
5位 5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die?
東洋経済オンラインはリニューアルして4ヶ月で5,000万ページビュー/月を超えました。新連載50個、120名の社内記者からの協力など、良質なコンテンツを大量に投入することでページビューを一気に増やす戦略で、成果を出すことができました。
大手メディアが芳醇なリソースを駆使してネットで情報発信を始めたら、中途半端な情報発信している個人ブログは、あっという間に蹴散らされると直感しました。将来的には、大手とエッジが効いた個人ブログしか残らないでしょう。
ネット情報発信の将来は「大手メディア」と「エッジが効いた個人ブログ」しか生き残れない
4位 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
会社員時代はガムシャラに働いていました。成果も出してそれなりの充実感も得ていました。しかし、その一方で「このペースで働き続けてたら、身体が持つのかな?疲れてしまわないかな?」とも思っていました。
サラリーマンとして働きながら、インターネットを利用した副業を始めてたところ、うまく軌道に乗ったので、私は脱サラして起業しました。本当に何が当たるかはやってみないとわかりません。
ライフワーク的なものを見つけて、本業とは別に活動をすることは、人生のリスクヘッジになるはずです。。
3位 起業家
メディアは収益化を始めた時点でPV数の成長は止まるという言葉に共感しました。とにかく最初は利益度外視でマーケットを広げていくことに専念すべきなのです。個人ブロガーにも同じようなことが言えます。
しかし、多くのブロガーはすぐに広告を設置してしまうんですよね。本当にもったいないと思います。自分はお金目的でブログを更新しているわけではない!とか言うブログほど、しっかり広告が表示されていたりします。やるのであれば徹底的にやらないとです。
2位 ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
出所した堀江氏は、宇宙ロケットからグルメ情報アプリの開発など、楽しそうに色々な活動をしています。先日、浜松で行われた堀江氏の講演会で、実際に生の声を聞くことができました。特に印象に残っている言葉は「ノリよくやること」です。
少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せず飛び込む。とりあえず付き合いでもなんでも良いので顔を突っ込んでみる。成功は空から降ってくることはありません。自らチャレンジをしていくことでしか道は開けないと肝に銘じたいと思います。
1位 「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー
東大合格者数が全国トップの開成高校。実は都大会でベスト16まで勝ち上がったことがあります。その練習方法やゲーム戦術は独特です。
短い練習時間のほとんどはバッティングに費やし、集中打を集めて打撃戦に持ち込むゲームプラン。「何が起きるかわからない」という高校野球の特性と、チーム事情に合った論理的かつ効率的なチームマネジメントを行っています。
そして、印象に残ったのは、開成高校の子供達の言葉の使い方です。インタビューでは、言葉を一つづつ丁寧に選んで答えている様子が多く見られました。自分の行動や考えを言語化して、しっかり言葉に落とし込むことで、自分の技術になることを既にわかっているようでした。
手持ちの能力を最大現に活かせれば、大きな成功をたぐり寄せることができるのです。
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