大企業に入って平均以上の年収で働き続けることができれば、現代社会では勝ち組でしょう。大企業とはいえ、競争は激しいです。理不尽な業務命令を受けることもあるでしょう。それなりのリターンを得るには、それ相応のリスクや苦悩を背負う必要がありました。
IT技術の発達により「自分が好きなことを仕事にする」可能性が開けてきました。最近は「これが仕事になるの?」という方ケースが増えています。その基本になるのが「ブログ」です。
旗さえ立ててれば、誰でも専門家になれる
先日、浜松で開催された講演会で、堀江貴文氏がアイスマン福留さんを紹介していました。アイスマン福留さんとは、コンビニエンスストアの評論家で、ひたすらコンビニのアイスを食べて紹介している方です。
アイスの評論とはいっても、難しい専門的な評論をしているわけではなく、本当に消費者の目線からの体験を平易な文章で紹介するスタイルです。とはいえ、強力な同業者は居ないようで、コンビニ各社の新製品発表会には欠かせない存在になっているそうです。
自分が好きなこと、興味があることについて「旗」を立ててしまえば、誰でも専門家になれるのです。しかし、ただ旗を立てるだけではなく、ブログを立ち上げて情報を更新し続けて実績を蓄積していく必要があります。
ブログの本当のすごさを理解できているか?
私は以前、これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ という記事をポストしました。記事を読んで多くの方が毎日更新を始めました。しかし、一部の方を除いて、ほとんどの方が挫折しました。
その理由は、ブログを更新することが目的になってしまう。毎日更新すると一記事当たりの質が落ちる。など様々です。確かに彼らの理由には説得力がありました。そして、「できない」と言うことは簡単なのです。
仕事で出来ない理由を得意になってプレゼンしても、成果になりません。「では、あなたは代わりに何ができるの?」と言われるのが関の山でしょう。
私が思うに、ブログが続かない方は、そもそもブログが持つ強大なパワーに気がついていない。もしくは気づいてはいるものの、本当のところを理解しきれていないのかなと。理解できないのであればしょうがないです。
「やった組」と「やらなかった組」しかない
ブログのすごさは、世界中の多くの人にメッセージを伝えられること。ブログを基点にして自分の生活そのもの、もしくは一部を生業にできる可能性があることです。
記事のネタがないとか、あまり問題ではありません。ブログの可能性を理解できるかどうか。そして、信じられるかどうかです。ブログの持つ力を理解していれば、毎日更新は無理とか、悠長なことは言っていられないと思うのです。
チャンスは待っていても現れません。イチローが野球界でトッププレイヤーになれたのは、トップ選手を目指して素振りを続けてきたからです。自ら行動をおこさなければ、何者にもなれません。
個人がチャレンジを開始するためのツールとして、ブログは現時点では一番有効だと考えています。
何を始めるにしても、その過程や結果をブログで書き残すことで、同じ考え方の人が読んでくれます。同じ趣味の人が集まれば、そこにはマーケットが生まれます。
毎日更新と週に1回更新では、記事が増える速度が7倍違います。7年かかる話を1年で達成できるぐらいの差があるのです。毎日が無理なら、週に3日でも良いでしょう。
世の中の法則はシンプルです。勝ち組負け組なんてありません。「やった組」と「やらなかった組」しか存在しません。
定期的に更新する習慣をつけることから始めてみましょう。
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