ブロガーが商業出版するケースは多いです。
出版業界の構造上、出版社は本を出版し続けないと回らないため、常に新しい本の書き手を探しています。
ブロガーにはチャンスがあるのです。
ブロガーは優秀な著者になれる
ブログはGoogleで検索できるので、本のテーマに合ったブロガーを探すのは簡単です。
読者が多い人気ブログであれば、ブログの読者が本を買ってくれるため、出版社としても売れ残るリスクが減ります。ブロガーは著者として高いポテンシャルを秘めています。
とはいえ、読者が多いブロガーであれば、全員が商業出版ができるかと言えば、必ずしもそうではありません。
書籍を出版する以上は、明確なメッセージが存在し、今そのブロガーが本を出すべき理由がないと、出版社の責任者がGOを出せないのです。
出版社は営利を求める企業であり、慈善事業ではありません。「この本を出版すべき理由」を、みんなが納得できるよう、ロジカルに説明できないと、組織として動けないのです。
出版すべき理由を作る方法
しかし、明確なメッセージが存在し、今すぐに出版すべき理由を、一発で作る方法があります。
記事をバズらせれば良いのです。
バズった記事の多くには、「明確なメッセージ」と「タイミング」が揃っています。バズったという目の前の「事実」は、一番説得力があります。
一記事で一冊の本になるのか? と思うかもしれませんが、記事内の小見出しを書籍の章にして、節を作って、文書を書いていけば、本は書けてしまうのです。
バズったブログ記事のタイトルを参考に、本のタイトルを考えれば、かなりキャッチーなタイトルになるはずです。まったく同じでも良いでしょう。
結局、書籍で一番重要なのはメッセージ。つまりコンセプトです。コンセプトが優秀で、キャッチーな本のタイトルができれば、7割くらいできたようなもの。あとは、コンセプトに沿って文章を書けば出来上がりです。
ブログ一記事で出版した事例
実際にブロガーが一記事で書籍を出版したケースはあります。
和田一郎さんは、「ICHIROYAのブログ」を運営されています。ブログの一記事「僕が19年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと」がバズって、その記事がきっかけとなって出版されました。
ブロガーOZPAさんも、ブログを開設してから5ヶ月で月間16万PVを達成するために私が行った3つの戦略と2つの心構え の記事がバズって、この記事を元に本を執筆して出版しました。
2011/05/19に記事をポストして、2011/8/30に出版です。たった3ヶ月で出版しています。私は執筆に一年くらいかかってしまいましたが、これくらいのスピード感で本を書いてみたいです。
一般人が商業出版をするためのたった一つの方法
一般人が商業出版を目指すなら、ブログが一番の近道です。
そして、記事をポストする際、その記事を元に書籍をかけるくらい、コンセプチュアルな内容を常に心がけましょう。
記事がバズって、出版社の担当者さんの目に入れば、出版のオファーが来るかもしれませんよ。
とにかく待っていては何も始まりません。まずは自ら発信することです。
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